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  • 執筆者の写真眞蔵修平

いつでも相談できる場所を、複数作っておくことの大切さ。

更新日:2023年10月5日

私は大学を卒業してすぐに、数学教師として公立の中学校に赴任しました。


そこで様々な教育問題に直面し、生涯子どもを持たないことを決めました。

「こんな環境に、自分の子どもを送り込みたくない」と、心底思ったからです。


学校というのは、一見何事もないように見えても、保護者の皆さんには公開していない様々な問題を抱えています。


私はその学校で、いじめ、学級崩壊、放火、援助交際、対教師暴力、暴力団関係者である保護者との面談、学校側のもみ消し、生徒の死など、おそらく教育現場で起こり得る全ての問題を、たった一年で経験しました。


しかし、「生涯自分の子どもを持たない」と決めたにも関わらず、今の私には2歳になる息子がいます。


今日はその心境の変化についてお話しできればと思います。


社会に出て、約20年が経ち、本当に様々なキャリアを積んできました(プロフィールはコチラ)。

一見バラバラに見えるキャリアですが、その全ての軸にあるものはずっと教育で、ブレたことは今のところありません。


その過程で、本当にたくさんの優秀な教育者に出会ってきました。


その中でも、私が教育現場に絶望し、「子どもは欲しくない」と思っていた時、声をかけてくれた人の言葉を今でも大切にしています。


「眞蔵さん、もしかして一人で子育てしようと思ってます?そりゃ子ども持ちたくないよね。大変だもの。」


その時に気づいたんですよ。

あぁそうか。私のビジョンには、いつも私一人しかいなかったんだと。何かを実現したければ、周囲に助けを求めればいいんだと。

そのとき、私は決めたんです。周囲に協力していただきながら、教育者としての夢を実現していこうと。


自分のことであっても、子どものことであっても、それがいかなる困難であっても、彼らに相談すれば、この先必ず乗り越えていける。そう思えたとき、結婚し、子どもが生まれていました。




優秀な教育者の家庭が崩壊してるなんてことは、この業界では普通にあり得ます。

教師としての能力が高いからと言って、父親・母親としての能力が高いとは限らないし、夫・妻としての能力が高いとも限らないからです。


しかし、私の周りにいる更に優秀な教育者達は、自分がどこまでいっても未熟であることを知っていて、うまくいかないときも、夢を実現するときも、協力を求められる関係性を周囲と構築していました。彼らの周りでは、夫婦関係も親子関係も、何なら仕事上の上司と部下の関係も、より良いものにするにはどうすればいいか。そんな話題が常に溢れていました。




私はよく、ミュージカル教室で子ども達との係わり方に迷ったとき、子ども達自身に相談します。「今、ましゅさんはこんなことで困っていてね。君たちならどうやって解決する?」「こういうビジョンを実現したいんだけど、どうすればいいと思う?」



ミュージカル教室は、年に4~5回保護者会を開いているので、同じように保護者の皆さんにも相談したりします。「今、こんなことで困ってるんですけど、どうしたらいいと思います?」「こういう部分で協力していただけると非常にありがたいんですが、お願いできますか?」


何でも相談するので、もしかしたら、頼りない教育者だと思われているかもしれません。だけど、子ども達も、保護者の皆さんも、真剣に一緒に迷いながら、思いがけない方法で道を示してくれます。


もちろん、何も出てこないこともあります。そんなときは、「どうしよっか?うーんうーん」と一緒に悩んでくれます。


私は、その時間がとても好きで、「あぁ子ども達も、保護者の皆さんも、このミュージカル教室を、自分事として、良いものにしていきたいと思ってくれてるんだな」と嬉しくなるのです。


教育者だからといって、親だからといって、子ども達にいつも正解を指し示す必要はありません。むしろ、正解は子ども達本人が持っていたりします。自分も、子ども達も正解を持っていないときは、周囲の人たちが協力してくれたりします。


私の足りない部分を周囲の人たちが助けてくれるように、私も、周囲の人たちから協力を求められたとき、ちゃんと協力できる存在でありたい。そういう想いで、日々教育を学び続け、教室を運営しています。


これから先も、きっと保護者の皆さんに、助けていただく機会が多々あると思います。面倒くさいなぁと思われたら、断っていただいても構いません。そんな気持ちも大切にしながら、運営していこうと思います。






<著者プロフィール>

眞蔵 修平(まくらしゅうへい)

代表取締役CEO / 教育プロデューサー / 学習環境デザイナー / メンタルコーチ / 平本式認定心理カウンセラー 【プロ】/ 教育漫画家

立命館大学理工学部卒業後、公立中学校に赴任。様々な教育問題に直面し、外側から教育現場を変えることを決意。2015年より、教育系企業と関わりながら、自身の創作活動やコーチングスキルを教育現場と結びつける活動を開始。

多様性を認め、誰も苦しまなくていい環境、誰もがのびのびと生きていける環境を、教育現場を超えて提案していきたい。詳細はコチラ


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