知ってる人にはごくごく当たり前のことなんですが、大人でも知らない人にとっては衝撃的らしいので、共有します。
例えば、
53 ー26
という筆算があったとします。
計算の速い人は、まずはじめに「3+4」をするんですよね。
ピンときた人はこれ以上先を読む必要はありません。
「ん?何のこっちゃ?」という人は、この後解説するのでこのまま読み進めてください。
学校では十の位から1借りてきて、「13ー6」するように言われたりするんですが、そう言われると、人によってはまず「6ー3」をして、そこから出た3を使って「10ー3」をしたりします。1つの引き算に対して、頭の中で2回引き算をしてるわけです。それだとかなり遅いし、計算間違いも頻発しますよね。
私が子どもに教える時は、以下の通り。
私「6って10になるのにいくつ必要?」
子ども「4」
私「うん、そしたら3+4は?」
子ども「7」
私「それが一の位の答えだよ」
子ども「え?何で?何でそうなるの?」
「13ー6」を「10+3ー6」に置き換え、「(10ー6)+3」をやってるわけですね。つまり、引き算なんですけど、一の位に関してだけ言えば、実質、足し算に置き換えられるんです。
これを小学校低学年でもわかるように、解説をするのは、教える側に多少のテクニックが必要なので、授業でスルーしちゃう先生が結構いるんですよね。もしくは、そもそも先生自身が、この計算方法を知らなかったり。
簡単な計算方法を知ってるか知らないかだけで、その後の算数/数学人生は大きく変わるので、非常に勿体無い話ですね。
十の位は従来のやり方そのままなので省略します。
慣れてくると低学年でも筆算を使わず、暗算でできるようになります。
<著者プロフィール>
眞蔵 修平(まくらしゅうへい)
代表取締役CEO・元数学教師/教育問題漫画家・自己変革支援コーチ
元教師。立命館大学理工学部卒業後、公立中学校に赴任。教育現場の劣悪な環境に違和感を感じ、外側から教育現場を変える様々な活動に参画。2017年Lennon’s Loupeを立ちあげる。同時に、様々な教育系企業と関わりながら、自身の創作活動やコーチングスキルを教育現場と結びつける活動を開始。多様性を認め、誰も苦しまなくていい環境、誰もがのびのびと生きていける環境を、教育現場を超えて提案していきたい。詳細はコチラ。
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