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  • 執筆者の写真眞蔵修平

2022年度 公演振り返り

今年度の舞台公演が終了しました。

ホント毎年、公演が終わると様々な感情が湧き上がり、言語化するのに一苦労します。

いや〜、本当にみんな成長したなぁと。

低学年の頃は、人前に出るのが嫌で、本番前に蕁麻疹が出ていた子も、今年は堂々と舞台に立つことができました。

毎年、本番までにセリフを覚えきれず、直前に泣き出す子がいるんですが、今年はそれもなく、みんな「早く舞台に立ちたい!」と意気込んでいました。

公演後、みんなホントにいい顔をしていて、「まだまだやりたい!あと、100回は舞台に立てる!」と言った子もいました。

そして何より、チェックアウトのときのみんなの言葉が本当に素晴らしくて。

うちの教室では、レッスンの最初と最後にチェックイン、チェックアウトといって、その時々の感情をお互いにシェアする時間を取っています。

これは、お互いの背景を理解した上でレッスンに挑むこと、自分では気づかなかった学びを、他者の視点から得られる機会を作ることを目的にしていますが、それ以外にも、自分の感情を俯瞰的に見るトレーニングや、内面を言語化するトレーニングも兼ねています。

教室を立ち上げてから、丸3年ずっとつづけているのですが、当然のことながら、みんな最初はうまくできませんでした。

それが少しずつ「楽しみです」とか「疲れてます」といった一言だけのチェックイン・チェックアウトができるようになり、今となっては「朝は〇〇な感情だったんですが、1stステージが終わってだんだん〇〇になってきて、2ndステージを経て〇〇な感情になり、今〇〇です!」といった、結構複雑な言語化を、低学年でもできるようになってきました。

これができるかできないかで、他者とのコミュニケーションが格段に違ってくるんですよね。

毎年、公演を重ねる度に、子ども達の結束は強くなり、来年度へのモチベーションも上がります。

この子たちは、まだまだ俳優としても、人としても確実に成長していくわけで、本当に人が成長していく姿を間近で見れるのは、何ものにも代えがたい喜びだなぁと噛み締めています。

また、本当に保護者の方々の協力も素晴らしくて、スタッフさんへの差し入れを下さったり、「ゴミ持ち帰りますよ」とか、「車なんで小道具運びますよ」とか、「雨降ってきたので人数分の傘持ってきました」とか、それ以外にも、ちょっとこちらが申し訳なく思ってしまうほど動いて下さり、それらも相まって、公演が終わって丸一日経った今も、様々な感情が湧き上がっています。

そして、最後になりましたが、公演を観に来て下さった皆さん、本当にありがとうございました。子ども達にとっても励みになったと思います。

さて、来年の脚本のテーマは既に決まっています。少し休んだら、構想に入ろうと思います。







<著者プロフィール>

眞蔵 修平(まくらしゅうへい)

代表取締役CEO / 教育プロデューサー / 学習環境デザイナー / メンタルコーチ / 平本式認定心理カウンセラー 【プロ】/ 教育漫画家

立命館大学理工学部卒業後、公立中学校に赴任。教育現場の劣悪な環境に違和感を感じ、外側から教育現場を変える様々な活動に参画。2015年より、様々な教育系企業と関わりながら、自身の創作活動やコーチングスキルを教育現場と結びつける活動を開始。

多様性を認め、誰も苦しまなくていい環境、誰もがのびのびと生きていける環境を、教育現場を超えて提案していきたい。詳細はコチラ


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