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執筆者の写真眞蔵修平

極論を言えば、投票率0%が、理想的な政治の在り方なのかもしれない。

究極の理想を言えば、わざわざ政治家から要請されなくても、国民一人ひとりがニュースを見て、自己判断で外出を控えるっていう状況を作り出すのが、教育の役目だなぁと思ったりします。


まぁ、こういうこと言うと、「自己判断だったら何の保証もないし、その間の生活費どうすんの?」って声が聞こえそうですけど、こういう緊急事態を想定して、国や組織から影響を受けないような収入源や貯蓄を作っておけば、何の問題もないわけで。その辺りも、教育の力で何とでもなる気がします。


某教育委員会の、教師の働き方改革のプロジェクトに、ちょこっとだけ参加させてもらって、個人的に見えてきたものは、民間が教育現場を変えるのは至難の技だってこと。教育現場だけを変えるのはほとんど不可能で、そのためには政治的な改革が必要で、きっと何十年もかかるわりに、その労力に対する報酬が常に割りに合わない状態で。


多分、国や教育現場を変えるより、一人ひとりが自律的に生きられるようになる方が、時間的にも経済的にも低コストなんじゃないですかね。そういう意味では、これからの時代、どんな能力が必要で、どんな生き方が重要なのかを一人ひとりの大人がちゃんと考えて、理解して、子どもに適切な教育を施す必要があるなぁと。

やっぱり、自律した人間を育成することが、教育の最大目標ですね。

ティール組織のような、自律的な組織には管理職が必要ないように、自律的な国には、政治家なんて不要なのかもしれないなぁと思ったり。







<著者プロフィール>

眞蔵 修平(まくらしゅうへい)

代表取締役CEO・元数学教師/教育問題漫画家・自己変革支援コーチ

立命館大学理工学部卒業後、公立中学校に赴任。教育現場の劣悪な環境に違和感を感じ、外側から教育現場を変える様々な活動に参画。2017年Lennon’s Loupeを立ちあげる。同時に、様々な教育系企業と関わりながら、自身の創作活動やコーチングスキルを教育現場と結びつける活動を開始。多様性を認め、誰も苦しまなくていい環境、誰もがのびのびと生きていける環境を、教育現場を超えて提案していきたい。詳細はコチラ


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