眞蔵修平
0歳児保育って正直どうなの?
0歳児保育について相談されることがちょこちょこ出てきたので、自分なりの意見をまとめてみました。
うちは共働きで、私は9割在宅ワーク、妻は一日の半分は在宅なので、0歳で保育園に預けるかどうかは結構ギリギリまで悩みました。
妻は、「自宅にいる時間が長いからって、仕事と両立するのは無理!絶対預けたほうがいい」という意見で、私は「極力、一緒にいてあげたい」という意見。
私の心配事は主に3つあって、
①私自身、3歳から保育園に行き始めたのですが、毎日行きたくなかった記憶が強い。
②親子の触れ合いが不足することで、発達や発育に影響しそう。
③「初めて〇〇ができた!」という瞬間はちゃんと見たい(初めて喋ったのが保育園とかになってほしくない)。
といった感じです。
だけど、いざ預けてみると、ほんとただの杞憂だったし、預けて正解だったなと。
まず、①について、本人は何が起きてるかあんまりわかっていないので、登園ぐずりがないまま、いつの間にか保育園に慣れてしまいます。
今では、保育園の先生の顔を見ると、ご機嫌にハイハイで駆け寄るようになりました。
また、自宅にはないおもちゃがたくさんあったり、庭園で遊んだり、お散歩の時間があったり、行事やイベントがあったり、家庭ではなかなかできない体験がたくさんできます。そして何より、お友達の存在は大きいなと。0歳で喋れなくても、ちゃんとお友達とコミュニケーションとれるんですよ。
なので、ちゃんと家に帰ってきてからスキンシップをとったりすれば、②のような心配は不要で、ずっと自宅にいるよりは発達や発育にも良さそうな気がします。
③については、毎日少しずつ変化していくので、「初めて〇〇ができた!」なんて瞬間はほぼないですし、何よりあったとしても、保育士さんはそこのところ気を遣ってくれているのか、「今日初めて立ちました」とか報告してきません。
親からすると、自宅でできたことが、いつでも初めてですし、個人的にはそれでいいと思っています。
それ以外にも、7月に保育園で夏祭りがあったんですが、いや〜、ほんとに保育士さん、めちゃくちゃ頑張ってくれていて、「これ全部手作り!?」「どんだけ労力かかるのよ!?」と妻と話していました。「やっぱ保育士さんプロ」だなと思うことがいっぱいあって、感謝感謝の日々です。
以上、0歳児保育についての、私自身の意見です。
ただ、このあたりは、預けた人は「預けてよかった」と答えるし、預けなかった人は、「預けなくてよかった」と答えるのが、人間の常なので、参考程度に受け取ってください。
<著者プロフィール>
眞蔵 修平(まくらしゅうへい)
代表取締役CEO / 教育プロデューサー / 学習環境デザイナー / メンタルコーチ / 平本式認定心理カウンセラー 【プロ】/ 教育漫画家
立命館大学理工学部卒業後、公立中学校に赴任。教育現場の劣悪な環境に違和感を感じ、外側から教育現場を変える様々な活動に参画。2015年より、様々な教育系企業と関わりながら、自身の創作活動やコーチングスキルを教育現場と結びつける活動を開始。
多様性を認め、誰も苦しまなくていい環境、誰もがのびのびと生きていける環境を、教育現場を超えて提案していきたい。詳細はコチラ。
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